LIGHT SKETCH | |||||
■ Fashion Week TOKYO ■ 今年も3月19日~23日までMercedes-Benz FashionWeek TOKYOが開かれました。全くの門外漢だし、またファッションショーを生でみたことも無かったのですが、メルセデスが冠スポンサーになっていることも意外な感じで興味がわいたので、ツテをあたってみたところ、ショーを観る機会を得ました。 3月20日(火)に2つのショーをみることが出来ました。ひとつは秩父宮ラグビー場 東入口での「matou 2012-13 AW Collection "YATSUSHI”」 もう一つは、東京ミッドタウン ホールAでの「A DEGREE FAHRENHEIT ”23°F”」です。 素材の色合い、生地の裁ち落とされたかた、そのとめ方など どことなく日本的で「洋服じゃあないみたいだな。」といった感じでした。 舞台は外部通路をランウェイとして使って、自然光のもとでのショーでした。ライティング(照明)は舞台用のスポットライト(おそらく500wくらい)で照明していました。 「A DEGREE FAHRENHEIT ”23°F”」は、クローズドな室内でのショーでした。 ファッションとしてのレポ-トなど私にはできませんが、ステージライティングのポイントとしては、放電灯のレンズスポット2台のみで、ランウェイの上手と下手から照明するのみの、極めてシンプルなライティングでした。 開演前はうっすらとスモークがたかれる中、ハロゲンスポットの灯りのみがついていました。ショーの開始とともに一度舞台が暗転し、レンズスポットにより光のランウェイが現れるようになっていました。 床に現れた、白く見える光の帯がレンズスポットの光です。 光源となる照明の数が少ないことが、かえって素材の質感を克明にうきたたせ、美しい効果となっています。テクニックとしては単純ですが、そのことが余計に舞台に集中させてくれますね。
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| 2012-03-24 01:53
| Tea Time
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