LIGHT SKETCH

FUN to Drive

■ Mercedes-AMG GTR ■

自動車レースのF1(フォーミュラ ワン)に、オフィシャルカー(先導車あるいはセーフティー・カー)と呼ばれる車があります。レース中のクラッシュ、あるいは悪天候によるレース中断後のローリングスタートの際に、トップを走るレーシングカーの前でレースペースをコントロールします。勿論ペースダウンしているとはいえ、レースに割って入ってレーシングカーを先導するのですから、それなりのパワーと性能があって、かつスポンサー企業がF1に関連付けてイメージを発信したい車が採用されます。

5月某日、偶然にもそのオフィシャルカーになっている、Mercedes-AMG GTRに乗る機会をえました。
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何せ、4リッターV8ツインターボエンジン/ 最高出力476~585ps/最大トルク 700Nmなのに加え、横幅2メートルもあるロー&ワイドボディーの車幅感覚も想像できず緊張してAMGを待つことにしたのですが、実際にやって来た車は、確かに大きくはあるけれど、意外にコンパクトな佇まい。
「これ、いけるかも?」というのが第一印象。
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ホイールベースとトレッドの比といい、シートポジションといい、エンジンのマウント位置といい、まさしく正統派スポーツカーのまとまり具合!ドライバーズシートにおさまると、左ハンドルなのも忘れるくらいしっくりくるので不思議です。

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ドライブモードは、C(コンフォート)→ S(スポーツ)→ S+(スポーツ プラス)→ R(レース)が用意されていて、S+にするとエンジンがいい感じに吠えてくれて、いい感じなのとアクセル操作に呼応してエンジンの応答が感じられて運転しやすく感じます。アクセルを踏み込んでいる自分のフィーリングと、エンジン音と、加速感がきれいに連動していて、、、
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エンジンの感触もとても良くて、街乗りではスムーズで扱いやすく、踏めば踏んだでアクセルに同調してリニアーで力強いパワーの盛り上がりを感じます。今どきの車は、操作系と駆動系が機械的に直結していなくて、中間にアクチュエーターをかましてコンピューター制御されているので、とても賢くつくられていて、しかもフィーリングを上手に演出してあり「よくできてるなー」と感心することしきりです。
タイヤの接地感もあるし、コーナーでの感触などは2シーターのライトウエイトスポーツカーを運転しているような感覚で運転できます。
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日が暮れるまで楽しんで、正直欲しくなりました。お値段は約2000万円とか。
高いと言えば高いですが、安いと言えば安く感じるほど、コンセプト、デザイン、設計、技術、ノウハウが凝縮されていて
納得の一台でしたね。
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ドライブのあとは、仲間内で飲みにいったのは言うまでもないです。


by l-tag | 2018-05-17 02:11 | Tea Time
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