LIGHT SKETCH

New York Ⅳ

■ MoMA ■

ニューヨーク近代美術館(The Museum of Modern Art )は文字通り、近代以降のモダンアートを中心に10万点以上の作品を所蔵する美術館です。絵画、彫刻、写真、だけではなく 家具やプロダクト製品までがコレクションの対象となっています。
中には、こんなものまでコレクションされています。
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■ Ferrari F 641/2 ■
1990年のF1グランプリに投入されたフェラーリのマシン。今でこそスポーツタイプの市販車などに
採用されている、パドルシフトのセミオートマチックシステムですが、世界初のセミオートマチック
ギアボックスを搭載したのは、フェラーリのF1マシン F640でした。MoMA のコレクションになって
のは 1991年製のF641/2の車体。当時は様々な革新的技術がモータースポーツの世界で生まれ、
その一部は市販車へと転用されました。デザイナーは、世界で最初にカーボン・モノコックボディーを
設計した事でも知られる、ジョン・バーナード氏( 写真はMoMAでの過去の展示風景 )    


美術館はミッドタウン53丁目にあり、2004年には日本の建築家 谷口吉生が全体整備を目的に、改装と増築工事を行っています。個人的には改装工事後に来るのは初めてになります。前回は確か2001年でした。
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MoMA 平面図と空間構成

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当日は雨交じりの天気、しかもヨーロッパからのツアー客が多い日で、結構な混み具合。


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絵画コレクションは、教科書で一度は見たことあるような著名な作品も多数展示されていて、特別に造詣のある方で無くても楽しめるバラエティーが確保されています。照明デザインの観点からいえば、美術品へのライティングは、年間の紫外線被爆量がきちんと管理されています。具体的に言えば、照度と年間の展示日数の管理になります。
写真にある、ドガの踊り子の絵は、約150~200ルクスで保たれています。展示作品を際立たせるため、通路部分の照度は50~90ルクス程度でした。


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主に常設展示は、ヨーロッパ近代絵画→アメリカン・モダンアート(ポロック、ウォーホールなどのポップアートを含む)→現代の作家作品など、時代を追っての展示になっていて、作品を随時入れ替えながら運営されます。



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このような施設の改装と増築は、限られた空間において、如何に展示スペースを確保するか?が最優先の命題なのでしょう。
そのため、唯一この吹き抜け空間が、谷口吉生さんらしい空間のプロポーションや雰囲気を感じることの出来る部分でした。
改装と増築は、新築のプロジェクトには無い難しさがあるものですね。







 



by l-tag | 2019-02-17 04:40 | Tea Time
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