LIGHT SKETCH

Milano Salone 2019 Ⅱ

■ ミラノ市内 ■

ミラノサローネのもう一つの顔、それはミラノ市内での様々な展示やイベントと言えます。フィエラ見本市会場に出展しているメーカーなども含め各ショールームでイベントを企画したり、国外メーカーも会場を借りて大規模な展示を行うなど興味深いものも多数あります。
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Tom Dixson のミラノ市内の展示

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FLOS (Show Room)
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ARTEMIDE(Show Room)
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ステラワークス  家具の企画展示

取り分け興味深かったのは、ARMANI CASA(アルマーニ カーサ)でしょう。安藤忠雄の設計により2015年に竣工した、アルマーニの文化複合施設 「シーロス」を会場に企画されたインテリアの展示で、家具の形態を象徴するアーティスティックなオブジェのインスタレーションと実際の家具を関連付けて展示したユニークなものでした。
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照明で演出された(アルマーニ /テアトロの)アプローチを通って会場に入っていきます。
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アルマーニ カーサというインテリア事業は、アルマーニ本人が熱望して始まったと聞いています。インテリアは洋服とは異なるビジネスモデルを持っていますし、利益率、在庫管理、あらゆる点でアパレル業界とは異なっていますが、モノづくりに関してアルマーニのアプローチの仕方は、洋服と同じであると感じました。彼がオートクチュールをつくるやり方を思いおこさせます。先ず、インスピレーションからスケッチが生まれ、それを具現化するために職人たちが、何度もプロトタイプをつくり試行錯誤していきます。優れたデザイナーと優れた職人の共同作業、わたしの関わりのある照明については、テクニカルな部分のエンジニアリングをアドバイスできる人材がかかわっているとしか思えない点がいくつか散見されました。
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最後に、ミラノに完成したApple Storeです。広場の噴水やカスケードを一体になったガラスの構造物があり、そこがショップ入り口になっています。

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ガラスの構造物の中は、階段室になっています。階下に降りてゆく階段にはササラの部分がなく、踏み面は、壁からの片持ち(キャンチレバー)になっていて軽やかな印象になっています。ガラスの間仕切りは、とても分厚い20ミリほどの厚みの、合わせガラスになってるので、何とも言えない「透明な重量感」とでもいうような質感です。
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ストアー内の様子(階段状の広場のベンチの形がそのまま天井の形状になっています。)
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by l-tag | 2020-02-26 00:47 | 照明見聞録
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